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僕は思い出す ワシーリー・アゲイチェンコ(男)

僕は思い出す ワシーリー・アゲイチェンコ(男)
 第141中等学校 8年 ミンスク市

 僕は思い出す あの春を
 大事な家はすぐ目の前だ
 駆け寄らずにはいられない
 なんて幸せだったことだろう
 なんて幸せだったことだろう


 陽気でほがらかで いたずらだった
 今、僕の家は空っぽ
 庭は雑草だらけ
 もう誰も魚釣りには行かない
 もう誰も魚釣りには行かない


 子どもの笑い声もひびかない
 春、あの爆発があって
 無数の人が被爆した
 無数の人が被爆した

 知らないうちに幸せがしぼむ
 またこの手に幸せをつかみたい
 だが、なつかしい麦畑から遠く
 ぼくは今、囚われの身
 ぼくは今、囚われの身

 ここはもうまっぴらだ

 病院 お医者さん 看護婦さん
 どうして僕はここに入れられた
 どうして僕はここに入れられた

 ぼくは家に帰りたい
 森に 野原に 湖に 帰りたい
 目に希望をうかべているだけでなく 
 目に希望をうかべているだけでなく


 看護婦さんがはいってくる
 同時に夢も消えてしまう
 くちびるから 笑みは去り
 感じやすい 青い瞳に


 わたしたちの涙で雪だるまが溶けた 梓書院
 チェルノブイリ支援運動九州より
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子供たちのチェルノブイリ

Author:子供たちのチェルノブイリ
昔、こどもたちのチェルノブイリの作文集を選ぶボランティアをしました。この時の衝撃は今も心に残っています。
 連絡先
 ohanamoon@gmail.comまで

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